イエローナイフでオーロラ鑑賞
イエローナイフはカナダ極北に位置するノースウエスト準州の州都です。
世界で10番目に大きいグレートスレーブ湖(四国の1.4倍)の湖畔に位置し、人口2万人ほどの街です。
北緯62度27分、オーロラベルトと呼ばれるオーロラが発生しやすいエリアの真下に位置し、平原で晴天率が高いことから、オーロラ観測の拠点の街として有名で、この地に3泊滞在すれば90%以上の確率でオーロラに出会えると言われています。
一年の半分以上が冬である極寒の地域で、1~2月はマイナス40度以下の気温になることもあるらしいが、今年はかなりの暖冬で、空港の温度はマイナス11度でした。
イエローナイフ空港
成田からイエローナイフ行きの飛行機の中までTシャツとジーパンとスニーカーだったので、マイナス11度は結構寒いです。
ほとんどの日本人は完全防備の格好で暑くないのかと思っていましたが、自分と同じ格好なのは欧米人ぐらいでした。
雪、サッラサラです!
空港ではオーロラビレッジのスタッフが出迎えていてくれて、日本の大手旅行代理店で申し込むと、ここでお世話になるようで、空港は日本人だらけです。
空港でオーロラビレッジのスタッフから説明を受けた後、オーロラビレッジのバスでホテルへ向かいます。
今回はダウンタウンの中心にあるディスカバリーインにお世話になることにしました。
空港からホテルまではバスで20分ほどです。
部屋
部屋にはオーロラビレッジさんから借りられる防寒具5点セット(カナダグース製パーカー・防寒ズボン・手袋・フェイスマスク・防寒ブーツ)が用意されていました。
ホテル到着からオーロラツアーの出発まで40分ほどしかなく、急いで着替えます。
自分は暑がりなので、オーロラ鑑賞時は
・ ヒートテックのロンT
・ 半袖のTシャツ
・ パーカー
・ 防寒着の上
・ ジーパン
・ 防寒着の下
・ 厚めの靴下
・ 防寒ブーツ
・ ニット帽
で、手袋やフェイスマスクは必要ありませんでした。
22:35 ホテルを出発し、バスで30分程でオーロラビレッジに到着です。
オーロラビレッジ
敷地内にはレストラン、ギフトショップ、ティービーと呼ばれるテントが並んでいます。
この中で暖をとり、オーロラが発生すると外に出る感じになります。
ティービー内には暖炉と温かい飲み物があります。
曇っていてオーロラが見られる雰囲気がしなかったので、オーロラビレッジを散策しました。
オーロラビレッジで見かける観光客は、7割くらい日本人で、あとは韓国人、中国人といった感じで、欧米人は見かけませんでした。
オーロラ鑑賞時には、フラッシュを使用しない、懐中電灯を遠くまで照射しないなどの注意事項がありますが、守っていなかったり、騒いだり、自分が撮影している目の前で撮影し始めるなど、マナーを守らないのは日本人でした。
この日の時点で3日間オーロラが見れていないらしく、一晩目も天気が悪く諦めていました。
すると外が騒がしくなり、オーロラが出てると!
外に出てみると肉眼では見えないらしく、カメラで写真を撮ると
オーロラが確認できました!
このオーロラでLevel2らしいです。
10分ほど雲の上にオーロラが出ていましたが、それからは現れませんでした。
2:30 オーロラビレッジを出発しホテルへ
日本からほぼ40時間寝ていなかったので、明日オーロラが見られることを願いつつ爆睡しました。