オーロラ鑑賞2日目
2日目の夜、オーロラビレッジへ2回目のオーロラ鑑賞。
オーロラビレッジのオーロラツアーに関しては
服装は昨日と同じく
・ ヒートテックのロンT
・ 半袖のTシャツ
・ パーカー
・ 防寒着の上
・ ジーパン
・ 防寒着の下
・ 厚めの靴下
・ 防寒ブーツ
で、手袋とニット帽を持参しました。
(オーロラビレッジへ往復するバスの中は暑いので、防寒着の上は脱いでいました。)
昼間、天気も良く地元の人も「今日はオーロラが見れるぞ」とおっしゃっていたので、ワクワクしながらオーロラビレッジさんのバスを待ち、
20:45 ホテル出発
バスの中は50人ほど乗れ、ほとんど日本人で満杯です。
21:15 オーロラビレッジ到着
オーロラビレッジに着くとガイドさんが、「オーロラです!」
と、指された方向を見ると白い雲にしか見えず・・・。 ガイドさんによるとオーロラは肉眼では白い雲のようにしか見えず、若い女性の方がグリーンに見えるそうです。だから、おっさんの自分にはグリーンに見えませんした。写真で撮るとグリーンに映るそうです。
オーロラだと言われなければ、雲だと思っていまいます。
待機と集合場所になる『ティーピー』と呼ばれるテントを確認し、オーロラ撮影へ。
0:50 テント集合なので、3時間半ほどオーロラ鑑賞できます。
オーロラを撮影するには
・ デジタル一眼カメラ
・ 広角レンズ
・ 三脚
・ 暗所用懐中電灯
・ 予備の記憶媒体
・ 予備のバッテリー
・ カメラの防寒対策用具(自分はネックウォーマーをカメラにかけていました)
・ カメラの結露対策用具(ジップロック)
・ 薄手の手袋
・ レリーズまたはリモコン
が必要となります。
デジタルコンパクトカメラでも撮影は可能ですが、マニュアル設定モードがなければ難しいです。
スマホでは撮れません。
カメラの設定
・ レンズの設定をMF(マニュアルフォーカス)にし、ピントを無限大(∞)にします
・ レンズに手振れ補正機能が付いている場合、OFFにします
・ 撮影モードをM(マニュアル)またはB(バルブ)に合わせます
・ 絞り値(f値)の設定を1番明るい値(最小値)にします
・ シャッタースピードはISOにもよりますが、20秒または30秒にします
・ 感度(ISO)を800以上にする
そして、オーロラの明るさや、動きの速さによって秒数とISO値を変えていきます。
詳しくは
設定を終えたらオーロラ撮影へ
なかなかうまく写せません
シャッタースピードを変えてみたり
ISO値を上げてみたり
白く映っているのは、街の明かりです。
写真では緑に写っていますが、肉眼では白っぽい色というか、白い雲です。
だんだんオーロラが出てきました
『オーロラ』とは、太陽の活動によって発生する「太陽風」の中にある電気を帯びた粒子が、地球の磁力に引き寄せられ、大気圏に突入する時に起こる衝突のエネルギーが光となる自然現象です。
オーロラが光るのは、オーロラの素となる、太陽風の中の電気を帯びた粒子(プラズマ)が、地球の大気圏に突入すると、大気中の物質はそれによってエネルギーが与えられ、通常の状態とは違った不安定な状態になり、それをまた正常な状態に戻そうとして余分なエネルギーを「光」として放出します。
宇宙空間上の薄くなった空気のなかで、どのくらいの高度にあるどの空気の電子に電流が当ったかで大体決まり、
・ 上空180キロから500キロ以上で酸素分子に当ると赤色
・ 上空100キロから250キロで酸素分子に当ると緑色
・ 上空80キロから120キロで窒素分子に当るとピンク、青、紫色
に発光し、肉眼で見えるのは、ほとんど緑色、あるいは白っぽい色のものです。
オーロラの形はよく「カーテンの様に見える」と表現されます。このカーテンのヒダは、地球の磁場の方向を向いていて、磁力線に沿っているということです。オーロラの素は磁力線に沿ってやって来て発光するので、オーロラはカーテンの様に見えます。オーロラの活動が活発になると、カーテン模様が渦を巻き、その様子を真下から見ると、天空の1点に光の筋が集中するコロナ状に見え、やや離れるとカーテンがゆらめくオーロラ、さらに遠くから見れば弧を描くオーロラに見えます。
まだまだ続きます。