モトブン(クロアチア)
クロアチアのイストラ半島の中心部にある町「モトブン(Motovun)」。ぶどう畑が広がる、なだらかな土地に突如現れた、小高い丘の上に築かれた町です。
中世の面影を色濃く残す、赤い屋根の民家と古い石畳の路地が入り組む街並。人口は、わずか1000人程の小さな町で、観光客も少なく、町全体がひっそりとした雰囲気に包まれています。
モトブンは「ドラゴン・ライン(zmajske crte)の十字路に横たわる町」だと古くから言い伝えられている町です。ドラゴン・ラインとは、いわゆるパワースポットのようなもので、大地が発する不思議なエネルギーが溢れる場所のことを意味するそうです。
秋冬の良く晴れた日の翌朝は、山の周りを霧に覆われて、モトヴンの丘の上にある町が天空に浮いているように見えるそうです。
モトブンは、イストラ半島で最も中世で時が止ったままのような町とも言われています。13~16世紀頃に完成した町並みは、当時の姿をほとんどそのまま留めているそうです。
モトブンへは住人と関係者以外は麓に車を置いて、村を往復するバスに乗って頂上へ行きます。
モトブンの地図
町の入口
車は住民のみ通行可能となっており、車止めのバーがありました。