ワット・プラケオ -4-
プラサート・プラ・テープビドーン(王室専用の御堂)
プラサート・プラ・テープビドーン(Prasat Phra Dhepbidorn)は、王室専用の御堂です。アンコール・ワットに見られるようなクメール様式の尖塔が突き出ています。館内にはラマ1世からラマ8世まで歴代国王の像が安置されており、チャックリー王朝記念日にだけ扉が開かれるが、内部は非公開になっています。
プラ・スワンナ・チェーディー(Phra Suwana Chedi)は、王室専用の御堂前のテラスの両端に建つ仏塔です。ラマ1世が両親のために建てたものだそうで、ワット・プラケオで最も古い建造物です。
本堂
旅人の木
祠
本堂の周りには、建物を囲むようにして小さな祠が建っています。この祠の中には「バイセーマー(結界石)」と呼ばれる石盤あります。バイセーマーは寺院の中で、本尊が安置されている本堂の周りに置かれ、石で囲んだ内側を本尊の神聖な場所、外側を俗世界として境界を示す目的で置かれます。1つの場合は一般的な寺院の本堂、2つ並ぶ場合は王室寺院を意味します。
本堂の入口
旅人の木