ワット・プラケオ -5-
本堂
本堂の外観は金箔と色ガラスのモザイクで装飾されており、とても豪華になっています。
本堂に入るためには靴を脱がなければならず、サングラスや防止などの着用も禁じられています。本堂の前には身体を清めるための水をかけるところが設けられており、ここで身を清めてから内部に入るのが一つのマナーとなっています。
天井
本堂内部の写真撮影は禁止されています。左側が入口で、右側が出口になっています。
賽銭箱
本堂の中にはこの国でもっとも重要な仏像である「エメラルド仏」が鎮座しています。このエメラルド仏を祀っていることから、ワット・プラケオは別名「エメラルド寺院」と呼ばれています。エメラルドと言われていますが、実際は翡翠でできており、これは中国南方の翡翠ではないかといわれています。本尊の仏像であることから大きいものを想像しがちですが、実際は幅48cm、高さ66cmほどのコンパクトな仏像です。この仏像の建立には諸説あり、タイの北部で造られたという説とスリランカで造られたという説があり諸説あります。この仏像はもともとタイ北部のチェンライで1437年に発見され、その後チェンマイやラオスにも226年置かれていたことがあるそうです。そして、1778年トンブリー側に都を県都したタクシン王によってバンコクに持ち込まれ、1784年、エメラルド仏を安置するため本堂が建てられました。この仏像には豪華な衣装が掛けられており、今でもそれは国王の手によって年3回、暑季、雨季、寒季の変わり目に衣替えが行われています。
柱の装飾
本堂外壁のガルーダの彫刻群
本堂の足下をぐるりと1周、ナーガを捕まえるガルーダが112体貼られています。