ワット・サマーンラタナラーム(ピンクのガネーシャ) -2-
ガネーシャはヒンドゥー教の神様で、障害を取り去り、財産をもたらすと言われ、商業の神・学問の神とあがめられています。見た目は象のような頭に人間のような体をしており、太鼓腹。片方の牙が折れていて、4本の腕があり、甘いものが大好きというユニークな神様です。このピンクのガネーシャは、あらゆる厄を払ってくれるオールマイティな存在で、特に蓄財運向上、商売繁盛に絶大な効果があり、さらに凄いのは、他より3倍の早さで願いを叶えてくれると言われています。
ガネーシャ像の周りには7つのネズミの像が設置されていて、曜日ごとに色分けされ、お願い事の方法は自分のお誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願します。タイでは自分の生まれた曜日毎に色や仏像が決まっていて、自分が生まれた曜日の色のものを身につけたり、お寺に行った時は生まれた曜日の仏像を拝むと幸運が訪れるとされているようです。ネズミはガネーシャの乗り物であると同時に「神の使い」でもあり、願い事は直接ガネーシャに告げるのではなく、このネズミに伝えてもらうようになっています。
各曜日の色は、
月曜日:黄色
火曜日:ピンク
水曜日:緑
木曜日:オレンジ
金曜日:青
土曜日:紫
日曜日:赤
です。この7つのネズミの像の他にも、特に金運にご利益があるという2つの金色のネズミの像があり、一番の人気となっています。
祈願の方法は、自分のネズミの像の前に立ったら、ネズミが持っている袋にお賽銭をいれます。そしてネズミの耳にあいている穴にむかい、耳打ちをするようにこっそりお願いごとを伝えます。このとき、願い事が外へ出ていかないよう、反対側の耳を手でしっかり塞ぎます。
金色のネズミ
赤色のネズミ
緑色のネズミ
青色のネズミ
紫色のネズミ
赤色のネズミ
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